シックなモノトーン BMW X1 【スタンダード洗車】

今回はBMW X1です。

パッと見、「汚れていないな」と思いましたが、聞けば雪道を走って来たあと高圧洗浄だけしてあるとの事でした。

オーナー様はX1の3種類あるエンジンラインナップの中で最も賢い選択をされたかもしれません。

非常に燃費の良いディーゼルエンジンです。

燃料が軽油なので、ガソリンスタンドでもリッター単価はガソリンよりも遥かに安く給油できます。

世界情勢の先行きが不安定なために、昨今は燃料が高騰していますが軽油なら比較的安心できる価格。

しかも悪路に強いSUV。

それでいてBMWですからオンロードの走行感覚は、より上質なものであることでしょう。

一言で言えば「良いこと尽くめで羨ましい」。

そんなことを思いながら全体の確認を進めました。

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雪道後に高圧洗浄をするのは大変賢いと思います。

雪国で使用されるであろう融雪剤には、多量の塩分が含まれております。

生活上は便利でも、クルマにとっては残念ながら付着させたままにすると劣化の原因になるため、あまり宜しくないです。

今回はそれをした後との事でしたので、残っている汚れなどがないかを確認しましたが、既に施工してあるコーティングのおかげで融雪剤などの名残は微小でした。

アルミホイールとタイヤには「汚れてきた証し」が残っておられますね。

それにしても、このテールレンズの造形は素晴らしいと感じます。

私の琴線に触れるデザインです。

最初の車検も迎えていないので全体的に見て、劣化などは微塵も感じませんね。

今回は【汚れ落とし】というより、【仕上げる】という感覚です。

アルミホイールとタイヤ付近を重点的に洗浄すれば、キッチリ仕上がると確信して洗車を行いました。

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そして完成です。

ボディには高圧洗浄機で取り切れなかった融雪剤の【微細なカタマリ】が茶色いポツポツとなって付着していましたが、それはスッキリ落とせました。

パネルの境目に付着して見えにくかった汚れも、ディテーリングブラシを使用することで掻き出すことが出来ています。

やはりこのリヤビューは良いですね。

私はこのクルマでどの角度から見るのが好きか?と聞かれたら【斜め後ろからのスタイル】と答えますね。

特にこのリヤテールランプのデザインは秀逸だと思います。

アルミホイールも最初は純正品だと思っていましたが、後付けのようです。

非常にセンスあるチョイスをされたのだな、と感じました。

誇らしげに輝くエンブレムも、ピカピカに戻りました。

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洗車終了後に、少しこのBMWを拝見させていただきました。

サイドミラー下部からの照明も、このクルマがハイオーナーカーであると実感します。

夜間にこの照明が足元に見えるだけで満足感を得られるのではないでしょうか。

そしてこのインパネです。

私の知るBMWのインパネは、他のドイツ車両の中でも比較的シンプルなデザインが多いという印象でしたが、これは考えを改めなければいけないと感じました。

すごいカッコよくなっていますね!

なんといっても、このLEDメーターはなんと湾曲していて平面ではない!

カーブドディスプレイ、というのだそうですが今後はこのような未来的フォルムが主流になるのでしょうね。

すごいSF感。

まるでスターウォーズです。

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私は洗車を通じて様々なお車を拝見する機会が多いです。

高級車スポーツカーに始まり、バンのような働くクルマも洗車します。

Lサイズの大型車から、Sサイズの軽まで、私はどのクルマも大好きです。

1人のクルマ好きとしては大変に恵まれていると思います。

今後もこの仕事をずっと続けたいと思っております。

私にご依頼や紹介を下さる全ての人に感謝を込めて、今日のブログを〆たいと思います。

ありがとうございましたm(_ _)m

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