今回は7年前に新車で購入されたというプリウスαです。
こまめに洗車をされている様子でしたが、ドライブがお好きとの事でフロント周りの飛び石による小傷などが散見されました。
そういえば「山道などもこのクルマでガンガン行ってました」と仰っていたような…
その割に派手な汚れやキズなども無く落ち着いたカンジなので、手入れはキチンとされていたということだと思います。
タッチペンの跡なども見られましたので、愛車を可愛がっている人という印象です。




近くで見ると、洗車機で落とすのは難しそうな汚垂れなども見えます。



状態をひととおり見てから、お客様と今日のメニューを決める打ち合わせをしました。
お客様が特に気にされていたのは ≪窓ガラスに付着して取れない水垢やコーティング剤≫ との事です。
ボディの汚垂れなども固そうでしたので、【スタンダード洗車】+【軽研磨】となりました。
メニューも決まって洗車開始。
しかし今回は、残念ながら作業写真がほとんど取れていないので文章が多いです。
まずは洗浄液で汚れを落としました。
ホイールキャップも比較的キレイでしたが、泡フォームで洗浄します。

そしてスタンダード洗車が終わってから、取り切れなかった水垢の汚垂れをポリッシャーと手作業で落としました。
この後にお客様が気にされていたフロントガラス作業に入ったのですが・・・

これがなんと、落ち切らなかったのです。
私の腕が未熟であることはもちろんなのですが、酸性の溶液で水垢を、アルカリの溶液で油分を、そしてダブルアクションポリッシャーによる研磨という3段構えでも… 残ってしまいました。
溶液の使用法が悪かったのか、ポリッシャーやパッドの使用法(もしくは選択)が悪かったのか、そのどちらもなのか、今はまだわかりません。

これをお客様に説明し、頭を下げました。
しかし 「キレイになっていますよ!」 そう言ってくれたお客様に救われました。
私にとっては心残りが出来てしまいましたが、お客様が喜んでくださっているのにこちらが落ち込むわけにもいかず・・・最後にワックスを塗りこんで仕上げ、完了となりました。
次回は12月に洗車することが決まっていますが、リベンジしなければならないと心を燃やしています。
完成写真 👇









プロとして私はまだまだ未熟、それを再確認する日となりました。
まだまだ洗車技術を研鑽しなければ!
それを誓い、今日のブログは〆たいと思いますm(_ _)m

