

パッと見からキレイで、日頃の管理が良いと思われます。
「キレイなCクラスだな」という感想。
外置きなので仕方ないのですが、近くで見ると汚れはあります。


ボディの水弾きも悪くないし、全体的に手入れのされている車でありました。
屋根付きであることも好条件です。
このクルマに対するオーナー様の愛情を感じつつ、洗車を開始。

今回はコーティングをするのでワックス成分の少ない洗浄液を使います。
いつものようにディテーリングブラシを使って、出来る限り細部まで汚れを落とします。
普段はワックス成分の強い洗浄液を使って仕上げていますが、もちろんコーティングの方が長く保つのでおススメですね。
最近は【スタンダード洗車+コーティング】 この組み合わせがとても喜ばれています。


一時洗浄は完了しました。
この状態でもキレイになったと喜んでもらいましたが、このあとの作業をお知らせしつつ次の手順へ進みます。



コーティングの前に、気になる部分に手を付けました。
微粒子コンパウンドで擦り、ヘッドライトの簡単研磨に、酸の溶液を筆でチョンチョン。
この一連の作業だけで1時間以上使ってしまいました。






【下地を作る】という意味ではもっとやれることがあるのですが、時間も有限なので今日はここまで。
スタンダード洗車が1時間半、コーティング塗布で1時間半、約3時間の作業です。
そしていよいよコーティングの塗布が完了し、最後にタイヤワックスを塗り上げて完了です。

水をかけて撥水状態を確認しました。
お客様と喜びを分かち合う瞬間が一番好きです。

今回は、お客様による「ご家族との外出前に」というご要望で仕上げました。
この後に丁寧な【家族も大喜びでした】とのメールをいただきました。
が、
一番喜んでいるのは、実は私です(^^)
余談ですが、ベンツの塗膜ってすごいです。
厚いのです。
飛び石と思われるとても小さな傷というか凹みがあったのですが、大抵の国産車なら下地が見えるほどの凹みなのに、このCクラスは塗料しか見えてないのです。
日本におけるベンツが高級車たる所以の一端を垣間見ました。
速度無制限のアウトバーンがある国が造るクルマの底力というのでしょうか。
ハイスピードでの飛び石で、簡単に下地まで削られないように造られています。
こういう所にコストをかけてるとは、これこそがSDGs。
本当に素晴らしいと思います。
良い勉強をさせていただきました。
ありがとうございました!
m(_ _)m
👇 完成写真 👇




